ひばりケ丘図書室
カシマトモミの本だより
とんでもない
ライオンなのか人間なのかよくわからないのに違和感がなく、おなかの出具合といい、ライオンらしからぬ生気のない目といい、表紙のインパクトに魅せられ、ほぼジャケ買い。 自分は何も持っていなくて、すごいところもないと思っている […]
へろへろおじさん
ともだちに手紙を出すためにポストへ向かうおじさん。ところがところが、階段を滑り落ち、犬に引きずられ、豚の群れに巻き込まれ……。公園のベンチでこらえきれずに泣くおじさん。手紙はポストに投函できたのか?何故泣いているのか?な […]
山の上の火
おまえのたっているところから、その火がよっくみえるはずじゃ。おまえは、一ばんじゅう、わしのもやす火をみとるんだよ。目をつぶったら、あかん。目をつぶったら、おまえはくらやみにつつまれてしまうからの。火をみつめながら、あった […]