魚釣りをしていたくいしんぼう猫が、釣った魚に飲み込まれてしまった!
魚もびっくり、猫もびっくり。
まあ、これもあり?ということで魚の体の中に猫が同居して「ねこざかな」になっちゃいます。一緒に泳いだり、時には陸に上がって木登りしたり、楽しい時間を過ごすけれど、くいしんぼう猫はふらふらと目の前におりてきた魚を我慢できずにパクッ。あぁぁぁーー、今度は人間に猫が釣られてしまいます。
くうかくわれるかの敵同士が、いつのまにか仲良くなって、ついつい読んでいる私も楽しくなってきます。何かと何かがくっつくと思いがけない物語が生まれますね。
お別れも言えなかった猫と魚、そのあとの話、また別の話は続編がたくさん出ています。
敵と思ってた人や、苦手と思ってたコトとも、くっついてみたら思いがけない展開が待っているかも。
★おまけ
猫は可愛いけれど、シャーっと言われるのが怖くて近づけません。魚は火を通せば大丈夫ですが、生の魚は何度もあたってお腹を壊した経験があり、怖くて食べることができません><
著 | わたなべ ゆういち |
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出版 | フレーベル館 |
初版 | 1982年2月6日 |