タヌキたちが住むポッカリ島には、いろんなものが流れ着きます。
薄くて、ペラペラしていて、穴が4つ空いていて、おいしくないもの。
はしっこが丸まった棒のようで、出っ張りを押すときのこの形に開くもの。
タヌキたちは、それがなんなのか一所懸命考えますがわかりません。そんな時はニンゲンの世界に行ったことがあるという長老へ聞くのが一番。しかし、実は長老はニンゲンの世界に行ったことがないのでそれが何かわからず、急いで考えます。
こんな時に使えるかな?こんな風に使ったら便利かな?あーでもない、こーでもない・・・。その発想がとってもユニークです。なるほどなるほどそうかもね。知ったかぶりの長老の答えに、思わずふふふっ。
すぐに検索して答えを探すことに慣れっこになってるニンゲンも、ちょっと自分の頭で考えてみた方がいい 笑
自分のひらめきに、ふふふってなれるかも。
★おまけ
人間界に住んでいても、「これなんなん?」はしょっちゅう。特に100円均一ショップに行くと「これなんなん?」だらけで楽しいです。
写真は私のお気に入り。ものだけ見ると「これなんなん?」ですよね。
著 | くりはらたかし |
---|---|
出版 | くもん出版 |
初版 | 2019年4月19日 |