1960年代につくられた谷川俊太郎さんの「生きる」という詩が、時代を超え岡本よしろうさんの解釈によって「生きているということ いま生きているということ」として描かれています。

「生きているってどういうことだろう」誰もが、いつとなく自身に問いかける言葉。
瞬間のいま、自分が置かれている状況のいま、時代としてのいま。瞬間のいまは、物理的に捉えることがきないけど、心で捉えることができるようにに思います。

生きているということは、「命」があるということ。しかし、物理的に「命を落とした」からといって、全てがなくなるわけではなく、想いは受け継がれ、何かに形をかえ、次の命につながります。

日常のひとこまひとこまに存在するたくさんの命のさりげなさと、ただそこにある愛。なんということのない「いま」の連続そのものが、生きているということだと感じられます。

いつか訪れる死、いつ訪れるかわからない死。
この本を手にした、あなたが、子どもたちが、「いま生きていること」に喜びを感じられますように。

岡本よしろうさんのホームページ


★おまけ
中学生から高校生にかけてよく詩を書いていました。まあ、そういう年頃だったのでしょう^^。書きためたものを冊子にしたくてガリ版刷り。ロウ原紙に鉄筆でカリガリと文字を書くの好きだったなぁ。まだ、ロウ原紙とか売ってるのでしょうか。



生きる
著:谷川俊太郎
絵:岡本よしろう
発行:福音館書店
初版:2017年3月5日