ひばりケ丘図書室
カシマトモミの本だより
フレ!フレ!100まんべん
クジを引くときのわくわく感って、大人になっても変わらないですよね。そこに確率という概念が入ったらわくわくが半減するような気もしますが……かる〜く頭の体操になる割合と確率の話です。 ナオキとタカシとアサコはお祭りに出かけク […]
どろぼうがっこう
つい、口をついて出るこのせりふ。 はーい。へーい。ほーい。わかりやしたー。ーーーーーーざんねん むねん。ふかくの いたり。しまった しまった くちおしや。 ふたりの子どもたちが、大好きだったこの本。20年ぶりくらいに読み […]
うたが みえる きこえるよ
ことばのない絵本です。年老いたバイオリン弾きが音楽を奏ではじめると、弦の先からさまざまな色や形の音が宙に解き放たれます。 形や絵を見ようとすると、花びら、月、太陽、山、海の中、土の中、涙、花火。にも見えるけど、ただ静かに […]
100万回生きたねこ
不老不死、何度でも生き返ることのできる命。それを手に入れたなら、幸せなのでしょうか。 王様の猫、サーカスの手品使いの猫、小さな女の子の猫……。誰かの猫として100万年、100万回生きたとら猫が、最後に生き返ったのは、誰の […]
キャベツくん
おなかがぺこぺこのブタヤマさんは、道で出会ったキャベツくんを食べようとします。キャベツくんは、そんなブタヤマさんに「ぼくを食べると、キャベツになるよ!」といいます。すると、キャベツになったブタヤマさんが黄色い空に大きく浮 […]
さかさ町
汽車でおじいちゃんの家に向かっていたリッキーとアンの兄妹は、線路の事故でさかさ町でひと時を過ごすことになります。 さかさ町では、すべてがさかさま。料理は、デザートが一番先、デザートのケーキはさかさまで出てきます。子どもが […]
生きる
1960年代につくられた谷川俊太郎さんの「生きる」という詩が、時代を超え岡本よしろうさんの解釈によって「生きているということ いま生きているということ」として描かれています。 「生きているってどういうことだろう」誰もが、 […]
ことばのかたち
もしも、話すことばが目に見えたら、どんなかたちをしているだろうそんな問いかけからはじまります。 ことばは、不思議ですね。ひとつの出来事を伝えるにも、楽しく伝えると楽しく伝わり、悲しく伝えると、それは悲しいこととして伝わり […]
まどのむこうの くだもの なあに?
“果物の宇宙を感じてみてください” 紹介文にひかれて書店で取り寄せてもらった「まどのむこうの くだものなあに?」。四角い窓のある仕掛け絵本になっていて、表紙の窓には、いちごの表面の一部だけがのぞいています。写真かな?と思 […]
ちいさいおうち
田舎にある、丈夫できれいな、りんごの木のある小さい家。その小さい家は、太陽や月や星を眺め、やってくる渡り鳥や、木々の蕾の膨らみ、赤や黄色に染まる木の葉、雪で真っ白になる畑など、季節が移り変わっていくのをゆっくりと眺めて幸 […]
長くつ下のピッピ
世界一つよい女の子、ピッピは9歳。本名は、ピッピロッタ・タベルシナジナ・カーテンアケタ・ヤマノハッカ・エフライムノムスメ・ナガクツシタ。馬一頭持ち上げられるくらいの力持ち。 ピッピは、スエーデンの小さな町の外れの一軒家に […]
だってだってのおばあさん
50歳を超えた頃から、若い友人たちの行動力や輝きがちょっとだけ眩しくなって、小さくうろたえた私。 この絵本の主人公は、98歳のおばあさん。一緒に住んでいる5歳の猫が、毎日おばあさんを釣りに誘いますが、「98歳のおばあさん […]